DockerのImage Layer
e.g. RUN, COPY, ADD, etc.
GPT-4.icon
各レイヤーは読み取り専用の状態で積み重ねられています。
### レイヤーの特徴
積み重ね式
イメージは複数のレイヤーの積み重ねで構成されます。
例えば、あるベースイメージの上に、新しいアプリケーションや依存ライブラリを追加するたびに新しいレイヤーが作成されます。
キャッシュの利用
既存のレイヤーが変更されていない場合、Dockerはキャッシュを使ってビルドプロセスを高速化します。
同じレイヤーは何度もダウンロードされたり作成されたりせず、再利用されます。
差分管理
各レイヤーは前のレイヤーとの差分だけを保存しています。
これにより、効率的にストレージを使い、イメージのサイズを小さく抑えることができます。
### イメージとコンテナの関係
イメージ
イメージは読み取り専用のレイヤーの集合体です。
Dockerイメージの各レイヤーは特定のファイルやディレクトリの変更を表しています。
コンテナ
コンテナはイメージに基づいて起動されますが、コンテナでは読み書き可能な「コンテナレイヤー」が追加されます。
コンテナ内での変更(ファイルの作成、削除、更新)はこのレイヤーに保存され、コンテナを削除するとその変更も失われます。